中国に行きたいけどどのビザをとればいいの? [パスポート・ビザ・航空券]
中国に行きたい人はどんなビザがいいの?
中国へ少し長く行こうと思うなら、まず考えないといけないのがビザ。
ビザの種類によっては、パスポートの残存期間が2年以上必要とか、次回の帰国時期とか、
色々調整が必要になってくるので早めにどのビザを取るか決めておかなくてはなりません。
ただ、私も初めて調べ出した時は、どのビザを取ったらいいのか皆目見当もつかず…
今年9月からは外国人出入国管理法がまた少し改正されましたし。
どうしたらいいんだ~という方もけっこう多いと思うので、今日は中国のビザ事情をまとめてみます。
中国の主なビザ
観光(L)ビザ 旅行等で15日以上中国に滞在する場合。
日本国籍者は30日、90日のビザが取得できる。訪問(F)ビザ
非営業目的視察、会議、参観、スポーツ、友好交流で訪問する場合。
1次または2次入境ほか、有効期間が6ヶ月、
12ヶ月、2年の出入国が自由なマルチビザがある。訪問(M)ビザ
営業目的※2013年に訪問Fビザと分かれて新設。
営業目的の商談、ビジネス訪問者
中国国内で給与が発生しなくても業務を行う場合。留学(X)ビザ 留学期間が半年を超える留学の場合ビザの申請が必要。
他の国の就業ビザと異なり、中国における就業ビザの役割は、
中国国内で就学理由の居留許可を取得する手続き期間の
ためのビザの役割になっている。
なお留学期間が半年以内の場合は訪問ビザ(F)でOK。1年。就業(Z)ビザ 他の国の就業ビザと異なり、中国での就業ビザは、中国国内で
就業理由の居留許可を取得する手続き期間のためのビザの
役割になっている。
就業ビザは発行後3ヶ月間の有効期間(入国可能期間)があるが、
入国後30日以内に下記の居留許可取得の手続きを終えなくては
ならない。また手続き中に出国するとビザそのものが無効になる
ので注意が必要。居留許可 中国国内で長期滞在する場合、他の国のビザ制度と異なり一般に
言う就業ビザや留学ビザなどはこの「居留許可」制度に集約される。※このほか通過(G)ビザ、定住(D)ビザ、乗務(C)ビザなどがあり、
2013年から新しく設立された、外国人永住者の親戚訪問(Q)ビザ,研修、記者、留学生の家族(S)ビザ、
就業する高級人材、招聘人材(R)ビザがあります。
2013年9月からの外国人出入国法改正についての詳細はこちら
仕事で行くなら就労(Z)ビザ、留学なら留学(X)ビザ
ただしこのビザは日本から中国の学校へ問合せ、必要書類を国際郵便で郵送してもらい、記入して、身体検査を受けて証明書と共に日本で大使館なり旅行会社へ申請を出さなければ、正式なXビザは発行できません。
X・Zビザの種類 金額 留学Xビザ(半年以下) 約6,000~ 留学Xビザ(半年以上) 約6,000~ 就業・駐在Zビザ 約6,000~
それ以外の場合はどうでしょうか?
例えば、留学するつもりだが、着いてから学校探したいとか、民間の学校に行こうと思うとか、2,3カ月の短期間滞在をしたい、など理由は様々でしょう。
そういう方は非営利目的の業務/訪問(F,M)ビザなら、仕事・学校行かなくても取得が可能です。
というか、Fビザで仕事すると罰金取られます。けっこう厳しくなりました最近。
色々な種類のある業務・訪問(F,M)ビザ
F/Mビザの種類 金額 シングルビザ 30日:5,500円~
90日:6,000円~
180日:6,000円~ダブルビザ 30日:9,000円~
90日:10,000円~マルチビザ 1年30日:20,000円~
1年90日:23,000円~
2年30日:29,000円~
2年90日:32,000円~
2年180日:36,000円~
とりあえず、3カ月でも半年でも短期間滞在したい方は、シングル30~180日で行って、一旦日本に帰ってから再度ビザ手続きすればいいのです。短いビザほど比較的簡単に取得でき、マルチなど長期ビザになるほど、「3回以上の渡航履歴が必要」など取得するためのハードルが上がるからです。
でも逆に1,2年のマルチビザは何度も出入国できるので、長期滞在者には便利です。180日に一度出国しなければなりませんが、それ以外にも緊急時、例えば病気になって日本の病院に行きたいから一時帰国とか、仕事の都合で(基本Fは仕事したらいけませんが)急に日本やその他の国に行かなくちゃならないとか、両親が病気とか親戚が結婚とか、急に色々あるものです。
しかもこのビザなら、180日ごとの出国は、日本以外に行ってもいいのです。隣の国ベトナム、ミャンマー、ラオス、ネパール、ブーダン、インド、モンゴル、ロシア、タジキスタン、キルギスタン、カザフスタンとどこでもいいのです(ただその中でも入国するだけでビザが必要な国があるから気をつけて。) いちばん安いのは香港・マカオに行く方法。中国側は”国内”としてるけど、日帰りでも一旦行けば”出国”扱いになるので、節約したい人には一番手っ取り早い方法です。
訪問(F)ビザの申請に必要な書類と注意事項
Fビザには基本的にこのような書類が必要です:
・市レベル以上の地方自治体や国に直属する研究機関や発行する招待状、召還状。
この書類の場合は基本的に申請したビザを取得できる。
・出張証明書・業務渡航内容証明書
日本で勤務されている会社が発行する書類。
・中国の会社や政府が発行する招待状等
中国で訪問する中国側企業が発行するもの。
しかしこのような記載のある代行会社もある:
「過去日本でマルチビザ(Fビザ)の取得した履歴がパスポート上で確認出来る方」
実際に複数回日中間を往来した履歴がパスポート上で確認出来る方は書類を提出しなくてもビザを取得できる可能性がありますが、それでもあくまでも申請を受けてくれるだけでビザがとれるかどうかわからないそうです。審査の結果不許可になったり追加書類の提出を要求される場合があるので、可能な限り準備するようにとのことです。
詳しくは代行会社に電話で聞いてみましょう。
次回は主要な旅行会社のビザの種類と料金表です。
参考になった方は最後にクリックお願いします。
コメントも残してくれると嬉しいな。
にほんブログ村
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
コメント 0